今回庭木の伐採のご依頼をいただきました。
とても大きく、庭木というレベルでは無く、丘とか山に自生しているようなレベルの樹木でした。
これは普通一般の方では、難しいなというくらいのサイズでした。
どれくらいかと言うと・・・
という訳で準備をして伐採作業に取り掛かりました。
伐採を開始して、比較的低い場所からカットできる枝を落としていった辺りから、嫌な予感が当たりました。
見積時には、そんなに問題なさそうに感じていた電線が、とてつもなく、邪魔になってきました。
その時の私の心の中
少しづつ伐採していくときに、どうしても、足場を作る必要があり、足場の為に木材をビス止めしていくという、手間をかけていく事になりました。
枝をカットするときに倒す方向や、その時の重さ、風向き、枝の開き具合などを、もっとよく見ておく必要があったんですね。
お客様は、とても喜んでいただけたので良かったのですが、今回、最後に動画でもお伝えしますが、ちょっとした落下事故などもこの時に起きてしまいました。
幸いけがの程度はひどくなかったので良かったのですが、完全に私のミスでした。
今回の庭木伐採の見積りの甘さになった箇所
切り株を見るだけだとそう大きくはありませんが、その後ろにある、ネットの柵がとても作業の邪魔をする感じでした。
どう邪魔になるかと言うと、単純に、柵側にたって伐採作業が出来ないという感じですね。
なので、柵のを背にした、対応ができないので、おのずと切る為の姿勢が制限されてしまう。
といった感じでした。
1つ1つの枝を細かくカットすると、こんなに小さくなりますが、手に取って見るとまぁまぁの重さがあります。
切り落とした枝を、特定の位置に落とすという事を計算に入れて伐採していくのですが・・
この後ろの柵と、左側の松の木、これになるべく干渉しないように、切り落とした枝を落とさないといけない。
そして、空中に浮かぶこの電線!
この電線がさらに、私達を戒めてくれるハードルになりました。
こういう角度から撮影すると、左側には、柵、手前側には松の木、そして上には電線。
仕事としては完全に赤字になってしまいました。
ですが、だからこそ、多くの学びがあったとも思えます。
見積の段階で、もっとよく見て、実際にカットをするとした場合に、工程を刻んで想定するという力が全く足らなかったという事でした。
中々のハードな現場でしたが、このコロナ過の中ご依頼があるだけでもありがたいです。
次にこのような事にならないように、今後も住まいるパートナー邁進していきますので、よろしくお願いいたします。